我が家のガーデン・カルテ⑥ 
2022/03/04 Fri. 22:05 [edit]
前回まで、庭の骨格をつくるエクステリアについて取り上げましたが、
今回は、庭の緑や彩りをつくる植物たちに纏わる話題です。
【耐寒性とガーデニング】
我が家のある仙台地方のガーデニングにおいて、最大のポイントと言えるのが“植物の耐寒性”。
耐寒性の高い植物 (目安は-5℃まで耐えるかどうか) を使った庭づくりをすることで、
一年を通して楽しめたうえで、”メンテナンス・フリー”の庭に近づけることが出来ます。




-15℃まで耐えるとされる、コニファー類やヒースの仲間(「エリカ」や「カルーナ」など)
を主体とした「コニファーガーデン」では、一年を通じて、色鮮やかな庭を楽しめます。
但し、庭のポイントとなる植物で、耐寒性に関らず、どうしても必要な場合、
鉢物として育てたり、地植えにすることもあります。
我が家では、地植えであれば、そのまま不織布で覆い保温しますが、
鉢物は、耐寒性の程度によって、「コールドフレーム」⇒「ひよこ温室」⇒「リビング」の順で
対応することにしています。



我が家の庭の”フォーカルポイント”として活躍する「斑入リュウゼツラン」は、
氷点下の気温には耐えられないので、温室か、リビングでの越冬が必須。
「不織布」や「コールドフレーム」では、外気温のままですが、直接の寒風や霜、積雪を避け、
一方、「ひよこ温室」では、概ね5℃以下にならないよう加温して植物たちを守ります。
いずれも、我が家の冬のガーデニングには必須のアイテムです。


氷点下2~3℃までが限界とされる、「ニューサイラン・パープレア」は、
不織布でぐるぐる巻きにすることで、越冬が可能となります。
仙台地方のガーデニングでは、“耐寒性”という言葉が、
最も重要なキーワードとなります。


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category: 我が家のガーデン・カルテ
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